平成23年 年頭所感

 

無為・無策・無能・無責任なゴロツキを

政界から永久に追放せよ!

 

訪問者の皆様へ

 明けましておめでとうございます。平成23年の年頭に当たり一言年頭所感を述べさせていただきます。

 申し上げるまでも無く、現在、我が国は未曽有の危機に直面しています。その原因は平成21年の総選挙でマスコミの全面的支援により、嘘で塗り重ねたマニフェストに騙された国民の一時の気の迷いで誕生してしまった民主党政権に他なりません。

 昨年一昨年と、この年頭所感にて述べた予感…いや悪寒が図らずも的中してしまいました。民主党の振る舞いを少しでも注意していればこうなることは簡単に予測できたにもかかわらず、反日マスコミの徹底的な隠ぺい工作と当時の麻生政権への攻撃により、「一度任せてみるか」という安易な気持ちで国民が投じた一票により日本はこの有様となってしまいました。

 このような過ちが二度と繰り返されることがないことを願いつつ、昨年に引き続き、「難民主党論U」をお届けします。訪問者におかれては、民主党の正体について正しく御理解をいただきますとともに、来るべき総選挙では、是非とも怒りの鉄槌を売国奴どもに叩きつけていただければ幸いです。

 

 

難民主党論U

〜これでもまだ民主党を支持するのか〜

はじめに

 暗い、息苦しい…我が国を覆っているこの閉塞感は一体何だろう。イライラとする焦燥感に追い立てられるように怒りが沸々と湧いてくる。怒りを感じられる者は幸いである。職を失い、希望を失い、そして未来への展望を失くしてしまった者は明日の生活に怯え、地方都市は衰退の一途を辿っている。

 果して、この日本国民に救いはあるのであろうか。

 

無 能

 何故、こんなことになってしまったのだろう。原因は一から九まで民主党政権の無能に他ならない。残りの1つは、民主党が無能の売国奴であるとの真の姿を国民から遮断しているマスコミにある。

 古くからあるジョークに言う。

 

 ソ連の独裁者・スターリンの治世、赤の広場の真ん中で叫んだ男がいた。

 「スターリンの大馬鹿野郎!」

 慌てて駆けつけた警官隊が男を拘束した。

 「国家元首を侮辱した罪か?」

 と、男が尋ねると、

 「いや違う、国家機密漏えい罪だ!」

 

 ソ連を民主党に、スターリンを民主党の幹部に置き換えれば、そのまま現在の日本そのままの状況になってしまう。だが、警官隊が来て身柄を拘束まではされないのでは?と思われるかもしれない。しかし、国家機密ですらなかった尖閣諸島での中国漁船(と自称している)による巡視艇への攻撃の証拠となるビデオをネット上に公開した海上保安官は逮捕され、辞職に追い込まれてしまった。さらに、本件に関して50人近くの海上保安庁の職員が処分を受けるなど、徹底した報復が民主党政権により、あろうことか海上保安官達に行われたのである。

 一方で、犯罪行為を犯した中共の漁船の船長は、事実上無罪釈放され中共の国家的英雄となっている。日本を命がけで守った海上保安官が処分され、犯罪者が英雄とは、自らの無能を覆い隠すために、法律を恣意的に運用した結果である。こんなことで彼らがこれからも日本のために命をかけて職務を遂行してくれるだろうか。

 かつて有り得なかったことが平然と行われてしまったのであるが、マスコミは芸能人が酔っぱらって喧嘩しただけの事件や芸能人の惚れた腫れたを延々と引っ張っり、日本人の記憶から徐々に消え去るのを待っている。

 

無 策

 円高により我が国は国際経済競争で一人負け状態にある。今こそ積極的な景気対策により打って出ないと、このデフレ不況から脱出することができなくなってしまう。しかるに、菅政権がやっていることは真逆の緊縮財政であり、これなら鳩山政権の「見守るだけ」の方が遥かにましである。

 今日かろうじて経済が支えられているのは、麻生政権が行ったエコポイトなどの経済対策のおかげである。しかるに民主党政権は、自民党の票田であった土木業者を締め付けるという政局を優先するため、公共事業を悪と決め付け、来年度の当初予算から二桁も公共事業費を削減した。今年度(平成22年度)の予算でも2割近く削減をしている。これでは地方経済はじり貧である。果してこの冬を乗り切れるのであろうか?マスコミも自民党政権を追い詰めるために公共事業を徹底的に追求した。その論調にまんまと乗せられて、公共事業の削減に手を叩いた国民にも不況の嵐は容赦なく吹きつけている。

 デフレから脱却するには、一に雇用、二に雇用、三・四が無くて五に雇用しかない。安定した雇用こそ有効需要を作りだすのである。訳の分からないバラマキのために、「事業仕分け」と称する政治ショーをバカの一つ覚えのごとく繰り返し、公共事業を切り捨てて雇用を悪化させ、ここ一番で使うべき埋蔵金を吐き出させた。乗数効果も知らない財務大臣が総理になるという、これは最早犯罪行為ともいえるのではないか。

 

無責任

 次から次に黒星が続く民主党であるが、決して自分達の責任を認めない。野党時代に、二言目には「責任追及!」と騒いでいた連中が、「ジミンガー(自民)」、「ゼンセイケンガー(前政権が)」、「ヤクニンガー(官僚)」、「チホウガー(地方)」と失敗は全て他人のせいで、自分達の責任ではないと開き直っている。挙句の果てに、自分達を政権に押し上げてくれた大恩人のマスコミの報道が悪い、政策を理解しない国民が悪いと文句を言いだし始めている。

 昨年の12月、前日の記者会見で、菅直人首相の指導力で実現した内閣の実績を問われて、咄嗟に具体例が思い浮かばず、「明日までに思い出す」と啖呵を切った仙谷由人官房長官が、翌日、その実績とやらをいきなり30点以上、14分間にわたって読み上げるという珍事があった。あんた、子供ですか?

 何ともお気楽なものである。頭の中は御花畑が満開なのだろう。自民政権は80点を取っても100点ではないと批判された。民主党は30点でも0点ではないと褒めてもらっている。ここまで権力者を擁護するマスコミのおかげでかろうじて20%の支持率が維持されているというのに、マスコミや国民に責任を転嫁するなど考え違いも甚だしい。

 民主党政権になって失われた言葉に任命責任というのがある。野党時代には些細な失敗でも盛んに任命責任を攻め立てた民主党だが、自分達は勝手にその枠外だと開き直っている。御都合主義というより他ない。どうして素直に御免なさいが言えないのだろう。自分自身はともかく、躾をした親が恥をかくだけだと思うのだが。このゴロツキ連中の無謬性など誰も期待していないのである。

無責任閣僚リスト

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任命責任は何処へ行った?

 

恫喝政治

 民主党幹部の口からは「耳の穴をかっぽじって聞け!」だの、「政権与党として、それなりの対応をさせていただく」だの、一体どこの組の御方ですか?と聞き返したくなる発言が繰り返された。この恫喝が民主党の陰険さの象徴と言えよう。世相の暗さや息苦しさはこいついらの「江戸の仇を長崎で(徹底的に)討つ」というやり方に怯えているのである。少なくとも政権交代後に自民党の票田であった業界への報復は関係者を震え上がらせたのである、これが左翼のやり方かと。事業仕分けも、まさに無駄の削減に名を借りた公開処刑である。仙谷氏が「文化大革命」と称したのも思わず本音がでてしまったのだろう。

 また、聞かれもしないのに「俺は国会議員だ」と言うのが民主党の国会議員の特徴だと思っていたが、政権をとってから益々増長し、ついに自衛隊員を団扇で叩きながら「俺が誰だか言ってみろ?」と脅しをかけて、一方通行の道を逆走させる輩まで現れた。そして、民主党議員の狼藉は遂に皇族に及ぶ。国会にお出ましになる天皇陛下を起立して御待ちになられる秋篠宮ご夫妻に対して、民主党・中井洽代議士が「早く座れよ」とヤジまがいの暴言を吐いたのである!いくら国民から選ばれたとはいえ、税金から歳費を受け取っているたかが特別公務員ではないか。何時から宮様までを恫喝できるまで偉くなったのであろう。

 国会議員にあらずば人に非ず、という選民意識が嫌らしく鼻に付く。そんなに国会議員は偉いのか?嘘八百を重ねて、有権者を騙してやっとこさ手に入れた議員バッチと歳費に特権、増してや、与党になったら誰もが頭を下げてくる。皆が議員バッチに頭を下げているのを、自分に頭を下げていると勘違いをしているのだろう。

 

息をするように嘘をつく

 マニフェストとは政権公約という。自分達が言い出したことなのに、今や嘘の代名詞になり下がってしまった。平成21年の総選挙で自民党が作ったCMは秀逸であった。鳩山代表(当時)にソックリな優男が女性を甘い言葉で口説いている。あまりの認識の甘さに女性が「お金は大丈夫?」と聞き返すというあれだ。その返事が「そんなことは結婚してから考えればいい」という言葉通りになってしまった。

 

 

 下の票を見ていただければ、どれだけこの連中がいい加減で無節操なのかということが改めてハッキリするであろう。バラ色の未来で有権者を騙したのである。これが民間なら詐欺罪で捕まってしまうのではないか?

 

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 そして、嘘つき政権の極みつけは、国会答弁ですら嘘をついても構わないとする政府答弁書を閣議決定したことである。もはや、「信じられな〜い!」、「アンビリーバブルー」と冗談を言っている場合ではない。国会審議の場での政府答弁で嘘がまかり通るようでは、日本国民は何を信じて生活すれば良いというのであろう。

 

 

裏切り

 民主党の国会議員は、何をするために国会議員になったのであろうか?どんなに甘言を吐こうとも、彼らの行動からそれは明らかである。国会議員になって特権を享受することが目的であって、何をするかということは単に手段に過ぎなかったのである。その証拠に、昨年末の連立騒ぎが全てを象徴している。参議院のねじれを解消するため、相手かまわず連立を模索したが、極左の社民党と極右の「たちあがれ日本」の両方に呼びかけをしたことで、民主党にとって政権とは手段ではなく目的となっていることが晒されたのである。

 そんな彼らが自民党政権に要求し続けた情報公開や任命責任などのキレイごとは全て政権を獲るまでの嘘であった。政権を獲る前に利用した肝炎の患者団体や派遣社員が現在どのような扱いを受けているのであろう。裁判での和解は反故にされ、年末派遣村も今年は開かれない。

 自民党政権の弱者への冷たい仕打ちとして、肝炎患者や派遣社員を異常に取り上げて政権攻撃の材料としたが、一旦政権を獲ってしまえば、もはや利用価値が無い…いや、それ以上に対応できないことが支持率が低下する中で、ネガティブな材料にされてしまいかねない。あれだけ騒いでいたマスコミは沈黙し、利用価値のない彼らは寒空に天を仰ぐだけである。

 

 

おわりに

 このページは本間優太郎の趣味で運営されている。今年の年頭所感も誰はばかることなく自分の趣味で締めくくりたい。次のマンガは、週刊少年サンデーに連載されていた怪奇マンガの「うしおととら」の一場面である。卯年に「丑」や「寅」もないものだが、最近の民主党を見ていると、どうにもこの場面が思い出されて仕方が無い。先ずは、藤田和弘の世界を覗いてもらいたい。

 

(著作権の関係で撤去しました。)

 

 マンガで槍に刺された化け物は、元は人に飼われていたサルである。ある時、人間になりたいと思うようになり、ついに化け物に変化した(そこはマンガの世界ですから…)。化け物は人に化けるため、人を襲い皮を剥いで身にまとう。そして、最後には飼い主であった人間にも襲いかかってきた…

 どうして、この場面で民主党が出てくるのであろう。言うまでも無い、この化け物が民主党だ。野党であった民主党は、与党になりたいと思った。マスコミの偏向報道のおかげで与党にはなったが、無能無策に加えて傍若無人の振る舞いで、ついには養ってもらっているはずの国民にすら平然と嘘をつき、野党時代に散々と与党への政権批判をしてきたことを恥も外聞も無くやり始めた。これでは将来下野しても、与党の批判はできなくなってしまった。与党にも野党にもなれない。これが元のサルにも人間にもなれなかったこの化け物に重なってしまうのである。

 そして、怒りの槍が化け物に止めを刺す。次の総選挙では、国民の怒りの鉄槌が必ずや下るであろう。すでに地方の選挙では民主党が惨敗し、選挙の時には民主党であることを隠して戦うという動きすらある。そんな状況で、幹部は醜い権力闘争に明け暮れている。

 

与党にも、野党にもなれない民主党よ

おまえはそこでかわいてゆけ。

 

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なんだかんだとお説教じみたことを申して参りましたが

そういう私も日陰育ちのひねくれ者、

お天道様に背中を向けて歩く…馬鹿な人間でございます。