民主党菅政権が

統一地方選挙後に

LEVEL7を公表

マスコミも同罪

LEVEL判定に

「放射性物質の排出量」

が基準と

今日になって報道

優太郎の主張

　本日、民主党が我国の政権を絶対に担ってはならないことが明らかとなった。統一地方選挙が民主党の惨敗となった翌日である今日になって福島原発事故がチェルノブイリ事故と同等のLEVEL７と発表された。

　LEVEL７であることが即危険だと煽るつもりは無い。冷静に環境や飲食物の放射線レベルをチェックして各自がリスクを判断すれば良いだけである。問題なのは、政府が環境中に放出された放射線量を選挙目当てに隠蔽していたとしか考えられないことである。

　現在、環境中の放射線レベルは低下傾向にあることから、多量の放射性物質が一時的に放出はされたものの、その後は海水を除けば幸いにも多量には漏出していないと考えられる。

　こんなことは、ヨウ素131の半減期について知っていれば、素人にも分かる話であって、タイミング的には2号炉の爆発が原因であろう。ここからは玄人の仕事であるが、どの程度の量が環境中に漏れたのかは、2号炉の事象だけで計算ができたはずである（米国も、1カ月も計算にかかるのは異常との意見を表明している）。

　米国を始めとする各国が求めていたのはまさにこの数値であったのは間違いない。なぜなら、原発事故のLEVEL判定にはこの数値が必要だからである。逆に考えれば、この数値が表に出てしまうとLEVEL判定が客観的に可能だということであり、統一地方選挙の前にLEVEL７ということが有権者に知れ渡ってしまうであろう。

　どんなに都合の悪い情報であっても、公開して判断は国民に委ねるべきである…とカッコよく、厚生省を家捜しして名を挙げたことが総理の椅子につながっているのは間違いない。そして、その後も、民主党は情報公開を武器に自民党政権を揺さぶって政権を奪取したのではないか？

　その民主党がである、国民だけでなく、全世界が注視している原発事故の重要な数値が、統一地方選挙が終わったこのタイミングで出てきたことを偶然だと信じろというのか？こんなことでは、それぞれの国民が自分のリスクを判断する材料となる環境や飲食物の放射線レベルの数値の信頼性すら疑ってかからなければならなくなってしまう。

　最早、権力にしがみ付くためには形振り構わず国民の生命すら眼中にない連中が政権に居直り続けることは許されないと私は考える。直ちに、衆議院を解散して民意を問い、国民の信任を受けた新たな政権でなければこの国難を乗り切ることは不可能である。

　さらに許し難いのはマスコミである。このLEVEL判定の基準に関する事実がこれまでマスコミから流れることは無かった。もしも、この基準に関する情報が国民に伝えられていれば、間違いなく、数値の公表についての民意のベクトルが強く働いたであろう。それなのに、何故か一切伝えられることなく、まるで政府が解禁したかの如く今日になって盛んに流れている。どう考えてても、情報隠しの共犯であるとしか考えられない。

　偏向報道により民主党政権を誕生させただけでなく、この期に及んで政権にしがみ付く民主党の延命に肩入れをするなど、言語道断である。これより先、マスコミにコマーシャルを流す企業からは一切買わないことにした。たとえ、蟷螂の斧であっても、腹の虫が収まらないではないか。

　このままでは日本は民主党とマスコミに沈没させられてしまうが、本当にこれでいいのか？今こそ日本人は真剣に考えねばならない時に来ているのである。

平成23年4月12日

本間　優太郎