いよいよ今日は、政権交代をかけた衆議院議員選挙投票日です。選挙権の放棄は白紙委任状を政治家に渡すに等しい行為であり、少なくとも今回の選挙結果について批判をする資格を失うことになるのではないでしょうか。しっかりと日本の未来を考えて日本国民固有の権利たる一票を行使しましょう。

日本国憲法（抜粋）

第15条　公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。

私たちの先祖が命を懸けて守った日本を

外国に売り渡しても良いのですか？

子孫に申し開きできますか？

　テレビや新聞だけでなく、情報を集めましょう。責任を取ることもできない、取るつもりも無いマスメディアの垂れ流し情報だけに頼らず正しい判断ができるよう色々なソースの情報を集めましょう。

　候補者は耳に心地よい美味しそうな話しかしません。冷静に公約の内容を考えてみましょう。

「政治主導！」

　裏口入学の斡旋や交通違反のもみ消しを大掛かりにしたもの。筋悪で規則（法律）を変えることのできない案件を、議員バッジをちらつかせながら恫喝してごり押しすること。

　立法府のくせに正々堂々と本来の立法（法律を変える）業務をせず、国会議論を避けてコソコソと裏で特定団体や個人への利益誘導も可能な仕組み。

「無駄を削る！」

　無駄なものとは何か？具体的に語られていますか？予算は廻り廻ってさまざまな人々に流れて生活を支えています。

「手当て（補助）を付ける！」

　財源がなければ、所詮は絵に描いた餅（毛ばり）です。

「改革する」

　「変わる」ということは、「良くなる」と同義語ではありません。

「欧州では！アメリカでは！」

　他の国々の制度のつまみ食いをしていませんか？どのような制度にも、光があれば影もあります。影の部分を説明しないのであれば、悪徳商法と同じです。

「若さがあります！」

　「若さ」だけではないですか？老獪な海千山千の政治家の「手駒」に有権者の代弁ができますか？

　バラ色のマニフェストだけでなく、候補者や政党の過去の行動や発言を想起し、本当は何をしようとしているのか、何をしたいのかを見抜き、後悔のない投票先を選択しましょう。