見送り組フィギヤ

　ジオラマ作成もいよいよ大詰めに入ってきました。ロケ地を確認してレイアウトを決め、ジオラマベースが出来上がっています。ここに、あの場面の世界を再現していきます。

　それでは「その５」のスタートです。

目次

化粧板

山は見ていた

床貼り

倉庫

床と倉庫

電気工事

トタン

操作パネル

眼２

後始末

資料到着

倉庫２

倉庫３

化粧板
	ジオラマベースのスチレンボードに化粧板を貼っておきます。
	側面と上面に色付きの厚紙を貼ります。スチレンボードのつなぎ目を隠し、見栄えを良くします。
	ここは開くようにして、電池交換やスイッチ類の取付が出来るようにしておきます。
	海面部分はスチレンボードを貼った所で今日はお終い。
	リアルウォーターは狭過ぎたのか,厚くし過ぎたのか中央が凹んでしまいました。 　広く薄く使えば大丈夫でしょう。透明度や塗料との干渉はなさそうでした。 　今日はココまで。
山は見ていた
	倉庫を作るのに必要な資料の取材に再び摩耶埠頭へ。 　目指す倉庫はテロ対策のために張られたフェンスの向こうにあり近づけません。 　金網越しに撮影します。
	一番知りたかったのがビデオにも写っているこの構造物です。 　倉庫の入り口にある防潮板と判明しました。
	屋根の庇と樋です。側面もしっかり撮影出来ました。
	ここが隊長がプレッシャーを架け、見送り組みが待機していた場所です。 　う〜ん、ここかあぁ！ココなのか！としばし感動。
	車止めの大きさや形の参考用の写真です。当時は黄色と黒色のストライプです。
	取材を終え帰路に。E倉庫の写真も撮っておきます。
	倉庫街近辺からは山並みが良く見えなかったのですが、広い場所に出るとよく見えました。当時には無かった高い建物が出来て一部隠れています。
	ビデオの画面（右）に写っている山並みと比べると同じ事が分かります。 　倉庫の色も変わり、モノが山積みされ、テロ対策のフェンスは設置されるなど光景は40年前とすっかり様変わりしてしまいましたが、山だけは昔のままです。 、
床貼り
	海面周りも化粧板を貼ります。
	コンクリート面から貼っていきます。#180のサンドペーパーに色を載せます。ここらは「閑散（かんさん）」で使った方法を応用します。
	海面との境界付近はコンクリート面です。
	アスファルトは#240のサンドペーパーです。 　ここに色を載せますが、切らしていました。買ってこないとできません。
倉庫
	取材資料を元に正面図を作り、これをスチレンボードに貼って切りぬきました。
	屋根を付けます。
	ここらでフィギヤと撮影です。何となくあのシーンが出来てきました。
	見送り組も雰囲気が出てきました。
	段々と大詰めに近づいてきました。 　今日はココまで。
床と倉庫
	サンドペーパーのアスファルトをジオラマに貼ります。
	倉庫はジオラマに載らない余分な部分をカットします。 　ここに電飾等のスイッチ類を付けます。
	ライトグレイで屋根を塗ってみました。
	見送り組の狙撃シーンの立ち位置をビデオで確認して調整します。
	マービィの車の位置が違っていました。 　今日はココまで。
電気工事
	電飾や再生ボードの操作パネルを作ります。
	念のため修理用にコネクタで脱着可能にしておきます。
	パネルをブラックで塗って出来上がり…のはずが、
	スイッチを買いに行った秋葉原のパーツショップで気になるキットを見つけてしまいました。４つのLEDが流れるように点滅します。 　スーパーロボットで妥協した目のランプがこれで何とかなるのではと購入しました。
	キットのLEDは使わず基板用の極小白LEDを使いました。 　しかし、キットの４つのLEDではもう一つでした。スーパーロボットは上下2段で流れます。そこで８つのLED用にキットを改造しました。 　４つの動画はこちら 　８つの動画はこちら 　あとはこれをどう仕込むかです。
トタン
	0.4mmの真鍮線を切ってプラ板に並べて貼ります。
	アルミ箔を置いて上から擦ります。
	普通のアルミホイルでは薄過ぎるので、もう少し厚いアルミ箔を使った素材を使います。
	設計図に置いてみます。 　大きさはこんなもんでしょう。
	後は一気に量産します。
	試しに塗装してみます。
	1/150の波板のトタン板ならこんな感じでしょうか。
	二列3段に貼ってみました。
	ウエザリングをして出来上がり。あとは倉庫の模型に貼っていくだけです。 　 　量産に疲れたので今日はココまで。
操作パネル
	ジオラマベースに操作パネルを設置します。設置に必要な穴開けをします。
	パネルを貼り付けます。
	倉庫の模型で隠れます。開口部をいずれ作ることになります。
	黒が電飾のON/OFFです。中央赤が音声再生ボードのメインスイッチ、右の赤が音声スタートスイッチです。 　音声のメインスイッチには電源のインディケータランプを追加しました。 　これでギミックは全てこのパネルで操作できるようになりました。
眼２
	さて、問題は眼のギミックです。せっかく完成していましたが分解して基板等を仕込み直しです。 　眼の後ろに仕込んだ発光パネルのテストです。 　動画はココをクリック
	スーパーロボットを再度組み上げました。 　動画はココをクリック 　ヒーローは手だけです。 　疲れたので今日はココまで。
後始末
	ここ数日間の苦労の跡を消していきます。 　眼の発光ギミックで分解したフィギヤはヒーロー共々復活です。
	操作パネルは模型の倉庫の裏に開口部を付けました。倉庫を固定してもパネルを操作できます。
	アスファルトとコンクリートの養生も終わりました。 　これで次の工作に入れます。 　今日はココまで。
資料到着
	ジオラマ用に資料を購入しました。
	こういった写真が役に立つのですが、今回はここらは作りません。
	この写真は倉庫の構造物が良く分かります。現在の写真だけではやはり再現が難しい部分があり、こういった資料で修正します。
倉庫２
	倉庫の本体の歪みを修正しました。カットモデルは意外と歪みなく作るのが大変です。 　全体を作っておいてから水鳥拳でスパ、スパッツと切ってもらうのが一番綺麗そうなのですが…
	壁面がツライチに処理できたのでパネル類を貼り付けられます。
	海側も処理できました。
	黙々とトタンを貼りますが、赤城の飛行甲板に比べれば大した手間ではありません。 　今日はココまで。
倉庫３
	黙々とトタン板を貼っています。中間点通過。
	全面貼りました。
	左サイドも貼りました。
	海側も終了。
	狙撃シーンに重ねてみます。
	この段はプラ棒を貼っていきます。 「山は見ていた」の3枚目の写真がそうなっています。
	ひたすら貼り続けます。 　疲れたので、今日はココまで。