この事実を知っても
まだ民主党を支持するのか？
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参議院TV
CAVIさんの書き起こし
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自民党の脇議員が18日に国会で行った質問。それに対する菅直人の答弁はちょっと衝撃的でした。まるで大人と幼稚園児。ここまで、頭が悪いのかと・・・ 桜井財務副大臣がこの答弁を見て「退陣を求めるのも分かる」と表明した理由が分かりました。 本当に大丈夫か？と背筋が寒くなる答弁でしたが、特にショックが大きかった部分を抜粋。（書き起こしではありません。） ■リーダーシップについての認識 ・国民の七割が菅さんのリーダーシップに疑問を持っている。どうしてか？ 菅直人「私は一生懸命やっている。ちゃんと見ていただければ分かってもらえるはず。」 脇「リーダーシップとは、本人が一生懸命やっているということではない。人を動かす力。「この人のためなら命を懸けてもいい」と思わせる事だ。」と一蹴。 ※まぁこれくらいは、いつもの自画自賛でしょう。 ■非常事態に対する事前の準備について ・原子力災害についての事前の勉強はしたのか？ 菅直人「原子力災害対策措置法というのは平成11年に出来て、今回が始めての災害だ。だからこれをどこまで事前に勉強したかと言われますと、一般的な知識は持っているが、どういう法律体系になっているのか（までは知らない）、正にこの事故の直後からこれに沿って動いてきております。」 脇「これは驚きですね。総理になられたら自分が危機管理にどう処するのか、最大の関心事であるはずですよ。せめてこの法律に何が書かれているのかくらい（は読んでおくべきだ。）この原子力災害対策特別措置法というのは、総理大臣がやるべきことが書いてあるんです。その事を事前に勉強しておかなくてどうしてちゃんと対処する事が出来るんですか？私は少し呆れています。」 ※総理になったら最低でもやっておくべき“お勉強”です。この危機感のなさは、なんでしょう。 ■災害訓練について ・原発事故で、冷却機能が失われる様な事態は想定していたか？」 菅直人「基本的には本来の電源が喪失した場合、緊急の電源つまりディーゼルの電源が発動して、それによって冷却機能が維持されると認識しておりました。」 脇「去年の10月20日・21日に大事な催しがあったが、覚えていますか？」 菅直人「突然の質問で、何を指しているのか分かりません。」 脇「実はこの日、原子力防災訓練というのをやっていらっしゃる。本部長は菅内閣総理大臣と書類に書いてある。その時にどういうテーマで訓練したか覚えていらっしゃいますか？」 菅直人「詳しい内容については記憶していませんが、やはりこうした地震等を想定した事ではなかったかと思っております。」 脇「また呆れちゃうんですけどね・・・大変な事ですよ。この訓練で事故の想定という項目があるんですが、「原子炉給水系の故障により、原子炉水位が低下し原子炉が自動停止。その後の非常用冷却装置等の故障により、万一放射性物質が放出された場合、その影響が発電所周囲に及ぼすとの想定」と書いてある。正に、今回と同じ事を想定しているんじゃないですか！その事について何の記憶もないんですか？何の為の訓練だったんですか？あなたが本部長として参加されているんですよ！本当に覚えてない！？」 菅直人「（チェルノブイリや臨界事故で知識は持っていたなどと意味不明な言い訳）」 脇「防災基本計画には、原子力の訓練はしっかりやらねばならぬと。その中に、訓練をしたらその結果について様々な検討をして専門家の意見も聞いて、変えるべきところは変えなさいと書いてあるんです。その報告はどうなっていますか？海江田さん。」 海江田「私は承知しておりません。」 脇「実は、まとまってないんですよ。驚くべき事に・・・今回もこういう基本的な対応が出来ていないからここまで拡がったんですよ。全部を与党の責任にするつもりはないけれど、この訓練の結果を見る限り全くやる気がない。『政権交代、政権交代』と叫ばれていましたけど、『政権交代』とはそういう責任も全て含まれるんですよ。その部分が何もなされていない事に本当に呆れています。深刻に反省するべきです。」 菅直人「ご指摘については反省します。同時に、総理という役割は正に森羅万象の事に対応しなければなりませんので、内閣それぞれの役割があるので、私が細かい部分まで承知をしているかと言われれば承知していない。」 脇「事前の準備を積み重ねて初めて危機対応というものが出来る。事態が起こってから初めて動くような泥縄的な対応では何も出来ない。そしてそれを指摘されても、反省もしないで言い訳ばかり。政府は間違えている。そういう真摯な態度がないからリーダーシップがないと言われるんじゃないですか？国民に謝ったらどうですか？」 菅直人「事故が大きくなってしまった事は申し訳ないが、出来る限りの事をしている事はわかって頂きたい。」 ※なんと、今回の事故と同じ想定で訓練していたんですね。それを全く覚えていないというのは、もう衝撃を通り越えて脱力です。つまり、何の指針もなく菅直人の思い込みで色々な指示が出ていたということでしょう。訓練をしているのだから、その通りに動けばスムーズに事が進むのに、訓練と違う指示をされたら現場が混乱するのは当たり前。 ■原子力対策本部について ・原子力対策本部を作った時、原子力の専門家は何人いたか？ 海江田「原子力保安院から2〜3名、原子力安全委員会からの専門家も来ておりました。それから東電からも原子力の分かる役員が2名以上つめておりました。」 脇「本来なら事故が起こった時の計画として、指定公共機関の放射線医学研究所、原子力開発機構が国に対して支援することになっているんです。この指定公共機関の方は詰めていらっしゃいましたか？」 海江田「詰めてはおりませんでした。」 脇「それ大問題なんですよ。そのために防災基本計画があるんですよ。なんで読まないんですか！？」 ※全く道筋もなく人を集めていたわけですね。何も先に進まないのは当たり前。 ■ベントについて ・ベントをするという意思決定はどうなされたのか？ 海江田「12日の深夜に、総理が原子力対策本部の専門家と話して『ベント』をやるべきだとという認識に至った。」 脇「その時に本部員の他に誰がいたのでしょうか？」 海江田「総理と私とそれから保安員、安全委員会の委員長、東電からの専門家がいた事は確かです。」 脇「とんでもない話ですよね。この緊急時に他の大臣がいなかったんですか？まして各地域に様々な影響が出るわけですよ。そこに他の大臣がいなくてどうするんですか！？本部なんですから。何をおいてもそこに詰めてなくちゃダメですよ。」 海江田「（携帯電話の通じない場所にいたとか何とか・・・）」 ※政府としての機能が成立していません。本当に恐いです。 ■原子力災害合同対策協議会について ・原子力災害合同対策協議会はどうなりましたか？ 海江田「それは開催しておりません。」 脇「これもまた大問題なんですよ。原子力災害合同対策協議会は、現地対策本部長、都道府県及び市町村の災害対策本部の責任者、指定公共機関の代表者、及び原子力事業者の代表者、から権限を委任された者等で構成されるものとする。とある。原子力災害合同対策協議会がメインになって働かなければいけない組織なんです。ここで決めれば、県の方も全て入っているから、ベントすると分かっていればきちんと伝わるわけですよ。官邸の一部の人たちだけで先走って決めるから、現地は全然知らないって事が起こったわけです。このマニュアル通りやればうまくいくんです。これを無視して、しかも協議会を開いていないなんて言語道断ですよ！事前に勉強もしないでマニュアルもあるのにその通りに動いていない。上手くいくわけがないですよ！原子力災害措置法では、情報の一元化も協議会から出す事になっている。それも守られていない。とんでもないですよ。」 ※結局、誰もマニュアルとか災害に関する法律とか計画を呼んでいないんですね。無能というか、職務放棄でしょ。
■3月12日の原発視察について 脇「総理は12日午前6時から11時50分くらいに現地視察した。これも最悪のタイミングです。まず第２原発の一号機で、12日の5時22分、15条事象（原子力緊急事態）が発生しています。また緊急事態ですよ。で、5時32分、今度は二号機で15条事象が発生している。そして6時7分、今度は四号機も15条事象が発生している。避難指示が7時45分に出されている。つまり総理が視察に出られた時には、こんなに大変な事が次から次へと起こっている。そして6時ごろには、敷地内の放射線量が上昇した。中央制御室は一千倍の放射能があった。そういう大変な事態に、本部長がどうして本部を抜けることが出来るんですか！？どんな責任感をお持ちなんですか！？」 菅直人（長々と言い訳して議長に「ご答弁は完結に」と注意された挙句「この視察は意義があった。」と強弁。 脇「さっき言った事象はひとつ出ただけでも大変な事で、すぐに閣議決定して緊急事態宣言をしなくちゃいけないんです。そういう事が3つも4つも起こっている時に平気で本部を離れて、ヘリコプターに乗って行った事が今でも良かったと強弁なさる事は、信じられません。そういう事も反省出来ない総理を持ったことを私は悲しく思います」 野次「犯罪行為だよ！！」 脇「行く時にはベントの指示が出たんですから、総理が行っている間にベントがあるかもしれない。そうしたら防護服を着て行かなくちゃいけないんですよ。そういう所に行かれた。とても信じられません。それからその後、東京に帰られてから、14時すぎにセシウムとヨウ素が検出されて、一号機の炉心溶融しか考えられないような事が起きて大変な事がまた起きた。その後何をやられたかというと、与野党党首会談なんですよ！国会対策でしょ！まったく指導者としては不適ですよ！」 菅直人は日にちを覚えていないらしくしどろもどろ。 脇「この日、党首会談をやったんです。そして三号機が爆発したんです。あらゆる事を原子力対策に向かわなければいけない。そんな時に国会対策をやっている場合ですか！！」 ※震災より政局を優先する菅直人。野次の「犯罪行為だよ」に激しく同意します。 ■統合本部について 脇「（東電と政府の）統合本部を3月15日の朝にお作りになった。これは法律に基づかない。これによって東電との連絡が良くなったという事はあるかもしれませんが、元々それは原子力対策本部でやるべき事なんです。それをわざわざ二つの本部を作って、総理が両方の本部長をやっている。統合本部長として総理は出席した事はあるんですか？」 菅直人（また長々と関係のない説明をして議長から注意を受けているのに無視） 脇「全然関係のない事を話して時間を稼ぐのはやめてください。本部が二つあっては意味がない。しかも本部を作る時には閣議決定が必要なんですよ。恐らく何にも（閣議を）していないでしょ。勝手に独りで決めて、そんなことが法律で許されるわけがないんです。それから、広報についても広報官がいるわけだから、枝野さんは広報ではなくもっと政治判断をするべきなんです。そういう事もこの防災基本計画に書いてあるのに守っていない。」 他にもぞっとするような指摘がありましたが割愛します。つまり菅直人がやっていることは、電卓があるのにバカみたいに指で数えて計算しているようなものです。そして指10本じゃ対応できなくなって間違いばかりしているのです。これだけ的確な指摘を受けながら、自分の無能に気づかず反省もしない。一度医者に診てもらった方がいいと思いますね。 |